マリッジリングの歴史はどれくらい?

マリッジリングの歴史はどれくらい?

結婚をすると今や当たり前のように交換されるマリッジリング。
結婚したことの証として身に着けますが、実は大変歴史があります。
古代ローマ時代鉄の指輪をマリッジリングとして使用しており、男性に対して女性は忠誠を誓うことを約束し、その約束を守るために指輪は存在していました。
薬指にはめるのは古代ローマ時代、薬指と心臓がつながっていると考えられていたためであり、大切な場所に誓いの指輪をさせていたことになります。
マリッジリングを男女で交換するようになったのは9世紀です。
ローマ教皇ニコラウス1世の結婚が由来となっており、その時には花嫁に金の指輪、花婿に鉄の指輪を贈りあいました。
その後13世紀には今に誓い形で交換するようになり、日本では明治時代に普及し始め、第二次世界大戦後に交換する文化が広まりました。
結婚情報誌の調査によると今では98%近いカップルがマリッジリングを用意しており、大変ポピュラーになっています。

マリッジリングの発祥は古代エジプトだと考えられている

結婚式の時に交換するマリッジリングですが、その発祥としていわれているのが古代エジプトです。
夫婦の間で指輪を交換しずっと身に付けていた習わしがあったとされており、終わりのない輪が永遠を象徴していると考えられています。
また左手の薬指に指輪をつける習慣も発祥ではないかとされており、左手の薬指から心臓までは太い血管で繋がっており心に届く大切な指であることから、ここにマリッジリングをつけることで相手の心をつなぎ止める意味があったのではないかとされています。
ギリシアにも同様の習慣がありますが、エジプトから伝わったのではないという説があります。
遺跡から発掘された5000年程前頃とされるマリッジリングは植物や革を編み込んだものです。
当時はまだ金属加工技術が進歩していなかっためで、マリッジリングは麻や革、骨等を加工したものが中心で金属が使われるようになったのは加工技術が進歩した紀元前300年代以降だと考えられています。

マリッジリングに関する情報サイト
マリッジリングのミニ知識

当サイトでは、憧れる女性も多いマリッジリングに関するミニ知識をご紹介しています。
リングについての知識を深めるためにきっと役に立つでしょう。
このさいとでは、結婚指輪を左手の薬指につける理由についても掲載しています。
そもそもなぜ左手の薬指なのかという疑問の解決になるはずです。
加えて、結婚指輪の歴史はどれくらいあるのかも解説しています。
現代では当たり前のように多くの人が着けているこのリングはいつから使われていたのかが分かります。

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